グラスルーフカブリオレ
ルノー・メガーヌ・グラスルーフカブリオレ【試乗速報】(from webCG)
ついに、ルノー版クーペカブリオレが日本にも正式に登場です!
スペック、価格帯、狙ってそうなユーザー層と、もろ307CCのライバルですね!
でも、全く同じでは後発は苦しい。で、最近徐々に増えつつあるメタルトップカブリオレと差別化を図るためルノーが打ち出してきたのが、車名にあるようにメタルトップではなくてなんとグラスルーフであるということ。いやほんと大きく屋根のほとんどがガラスです。それでいて、欧州衝突安全試験機構ユーロNCAPの衝突安全試験にて、307CCの4つ星のさらに上を行き、オープンモデルとしてCセグメント唯一の5つ星を獲得というのだから驚きです。
果たして、日本でも307CCの良きライバルとなるのでしょうか?
ルノーは西欧乗用車市場では3年連続トップシェア(from Response)と好調のようですが、日本においてはこつこつと積み重ねて販売を伸ばしてきたプジョーの方に分があるように私は感じます。307CCは、販売数を考えれば割に合わない左ハンドルのマニュアルトランスミッションまでそろえている。対してメガーヌ・グラスルーフカブリオレは、右ハンドルのオートマチックトランスミッションのみのモノグレード。そういうところからも、プジョーの方が日本では強いかなって感じてしまうわけです。どっちがいい悪いって訳じゃないですよ!ルノーオーナーさん。
ま、今後の販売数によってはグレードが増える可能性はあるだろうし、クルマの性格からすれば初回に出すグレードとしてはルノーの方が正解だと思います。(日本の)プジョーは昔からどんな車種にも頑にマニュアル車をグレードに入れてくる、ある意味こだわりのようなものを感じます。そういう所が私が307CCを選んだ理由の一つでもあります。いまや、アルファロメオみたいに結構マニアックなクルマでも右ハンドル仕様が多勢ってご時世ですからね。
さてさて気になるインプレッションですが、webCGの記事を読む限り前席はグラスルーフの恩恵が少し薄そうですね。むしろ後部座席の方が楽しそう。
これは307CCにも言えるのですが、オープンの爽快感が得られるのは実は後部座席。でも大人4人が乗れると言っても、この大きさで開閉機構を備えた屋根をトランクに収めるのですから、やはり後ろの座席は窮屈です。この辺がこの手のタイプのクルマのジレンマではありますね。
と、307CCのライバル(?)登場に妙に語ってしまいましたが(笑)、こういうタイプのクルマがどんどん出てくるというのは嬉しい限りです。
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